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by dozeutea

ゆめだまや奇談

『ゆめだまや奇談』を観返してみたらいくつか気付いたことが。
観たのは最初に放送されて以来だったけど、最初の印象よりずっと面白かった。



とにかく原画面子がやたら豪華で。

監督 川崎逸朗
脚色 梅原英司、櫻井圭記
キャラクター原案 高橋葉介
キャラクターデザイン・プロップデザイン・作画監督 中村章子
作画監督補佐 馬場充子 西位輝美 横田晋一 千葉崇洋 柴山智隆
演出助手 ソー・ヘジン

原画 石井明治 石川真理子 馬越嘉彦 遠藤栄一 尾崎智美
    加々美高浩 鎌田晋平 君島繁 菊田幸一 金允智
    京極義昭 金原廣子 窪田康高 小村方宏治 佐々木敦子
    世良悠子 薗部あい子 新野量太 西位輝美 馬場充子
    林明美 松田宗一郎 向田隆 山内貴美子 山田裕子

第二原画 スタジオウォンバット ラストハウス 動画工房

これも制作Pは『RD』『戦国BASARA』『君に届け』の中武哲也さんだったんですね。
とにかく中村章子さんのデザインによるキャラクターを含めたビジュアルが良いんですよ。本当に中村章子さんの色が本当に強くてかわいい。鼻の穴が好きな自分には本当にたまらない。なほのお母さんはすごくいい。
衣服は丸みをかなり強調したアウトライン(シワが大きく外に出っ張ってるようにも見えたり)でボリュームを持たせてあって、やわらかみ+プリプリした感じ。こういうアウトラインで衣服にボリュームを持たせるのは結構好きなので、もっと流行って欲しい(結構増えているような気もするけど)。

やっぱり薗部あい子さんは馬越さんらと一緒に参加していることが多い。そういえば『こばと。』13話でも君島繁さんは一緒に参加していたり。

作画は『蟲師』や先日の『君に届け』ほどみなぎっている感じはないんですけど(それでも十分に巧い)、要所で面白い芝居がありますね。
中盤、主人公のなほがお母さんのところに駆けていって飛びつくところで『時をかける少女』(のりょーちもさんパート)リスペクトがあって思わずにやけてしまう。フォローしながら、ちゃんとつまづいたことで一度遅れて、歯を食いしばって下を向いて走る(笑)。コンテ段階からこうなのか、アニメーターのアドリブなのか気になるところ。
あと、終盤にさしかかる夢の部屋と夢の部屋の間をなほが走っていくあたりも気になりました。このあたりは向田隆さんだと思うんですけど、ここでも時かけ走り。しかもそのあと壁と壁の間の狭いスペースを体を横向きにして通る。ここ、カメラの角度からして『グレンラガン』の1話の向田隆さんパートとそっくり。なほは細身なので肉が寄ったりしないけど。狙ってやっているとしか思えない(笑)。指示出てるの?
この後の絵本ちっくなデザインの列車も楽しい。夢の中の想像物なので、明らかに画面と馴染んでいないのが効果的。夢玉を燃料にして加速するあたりは面で広がる煙や炎が松田宗一郎さんの描くようなエフェクトに見えました。

色彩設定はI.G作品ではおなじみの広瀬いづみさん。この方が手掛ける作品の色は、明るいんだけど淡くなりすぎずテカテカしない、少し手触りがありそう、っていう印象を持ちます。

DVDを整理していたらたまたま目にとまったので観返したのですが、お話も短編としては面白くてちょっぴり幸せな気分に。

この作品はアニマックスでは毎年放送するとは思うのですが、ソフト化されないのは惜しい感じがします。アニマックス大賞の作品を一まとめにして出してくれればいいのに。


アクセス数見たら普段の2~3倍になっててびくびく・・・・。アンビバレンツ以前。
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by dozeutea | 2010-01-21 22:39 | アニメ