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by dozeutea

銀魂の感想~

劇場版も観てきたし、感想。



とりあえずこれまで出ている担当情報をまとめてみます。
<作監パート>
A・Bパート(銀時お妙傘のシーンまで)・・・鶴田仁美
Cパート(艦隊戦〜「誰の回し者っスか」)・・・佐々木洋平
Dパート(「宇宙一〜」からラストまで)・・・佐藤陽子
Eパート(映画版のオリジナルのシーン全て)・・・竹内進二
Fパート(プロローグ&エピローグ)・・・佐々木洋平

<原画パート>
銀時とお妙のシーン・・・鶴田仁美
似蔵と高杉のシーン・・・佐々木洋平
銀時と桂のシーン・・・佐藤陽子
(以上、高松監督のつぶやきより)
橋の下での銀時対似蔵・・・伊藤嘉之
(ご本人のつぶやきより)


昨日、新宿バルト9にて。女性客が7割くらい?10代の方も多かったように見えました。
作品としては本当に「ファン向け」の作品で、TVシリーズの余禄みたいな印象でした。
「劇場でもう一度アニメ『銀魂』という作品を反芻しようぜ」のようなスタンスで作られているようにも見えました。紅桜篇の話の流れ自体はTVでも紅桜篇をボリュームアップさせた感じ、って言い方でいいのではないかな。それ以上でもそれ以下でもない。もちろん、「劇場作品」という媒体ならではのメタな表現も登場しているし、ちゃんとTVでは出来ないことも見せてくれて(でも、だからこそTV番組という放送媒体とアニメ『銀魂』の関係がいかに密接であったかということも感じるわけだけど)、「すぺしゃる」な感じは十分にありました。

作画もアクションシーンもたくさんあって、ボリューム感は予想していたよりずっとありました。TVシリーズからの流用カットも良いカットを多く使っていて(TVの紅桜篇も作画に力が入っていましたしね)、「ああ、そういえばここ良かったなあ」と思い出すところがいろいろありました。それでも新作カットにかなり良いカットがあるのでやっぱり流用カットが見劣りしないかっていえば嘘になってしまうけれど。
プロローグの作監は佐々木洋平さん。今回一番TVシリーズに近いキャラを描いていたのは佐々木さんではないかな。他の方のパートでは影も二段は当たり前、影が三段になっているところも少なくないくらい影がこってりしていたのですが、佐々木さんの作監パートはわりとあっさり。TVの作監回等ではかなり濃い影付けも披露していたと思うのでちょっと意外でした。
紅桜篇に入ってからが鶴田仁美さんの作監パート。日常シーンでは流用カットが結構多かった印象です。
序盤の奇兵隊の紹介シーンのあたりが血しぶきの描き方なんかがサンライズ第7スタジオの担当回で見たような細かい形で、鈴木卓也さんっぽい動きだと思ったんですが、ここが鈴木竜也さん?(鈴木竜也さんの特徴よく知らないので)。『レイアース』のOP2にも少し似ていたような。
それで今回一番印象的だった最初の銀時対似蔵戦。橋の下に落ちてからが伊藤嘉之さんの担当だそうですがここが本当に凄い。画面のスケール感が急激に上がってすごい迫力。伊藤さんらしいきついパース。そして水しぶき、破片。浮き上がった水滴が一瞬スロー?になるカットがたまらなくかっこよかった。『ジャングル大帝』(谷口悟朗監督)後半で猿3匹とスーツの男の人が戦うあたりでも同じ水滴が出てきているので、あれもやっぱり伊藤さんだったみたいですね。作監としての印象が強い方だけど、原画マンとしてもすばらしく巧い。眼福でした。
前から思っているのですが、伊藤さんは体をひねる動きにちょっと特徴があるんじゃないかな。力の向きが変わる瞬間を抜いてキュッと絞るようなキレがある動きになる(言葉で説明できない・・・)。あとは衣服に入る影の先が鋭くとがっていることが多いように思います。
敵の戦艦内での神楽のアクションはTVシリーズの竹内哲也さん、藪野浩二さんのカットを流用。これはスクリーンで見てもかっこよかった。引いたカメラ位置だったのも画面映えしていました。
銀さんが見ていた夢がやたらハイライトきつくてギラギラ。
その後、銀さんが目をさましてお妙に薙刀でおどされるあたりが朝井聖子さん?動きも丁寧で立体的で、直線的で立体的な影ががっちり入っていたのでそう思いました。あとお妙の指が細長くてすっきりしていてNARUTOぽかったような。
そこから少しして銀さんが出ていくあたりは鶴田仁美さん(予告で使われていた原撮のあたり)。ここも芝居が細かくて丁寧で良かったです。
Cパート艦隊戦が佐々木洋平さん。ここはちょこちょこ動きを足している感じがしましたが、どうかな。
似蔵が出撃する前に高杉に斬りかかられるあたりが佐々木洋平さん。ここはTV版とほとんど変わらない流れでしたが、似たカットでも密度を上げている感じ。
似蔵が出撃したあとは新作カットと流用カットがかなりめまぐるしく入れ替わっていたように思うのですが、TV版をよく覚えていないのでちょっとわからない。戦艦が次々と爆発炎上するあたりは松尾慎さんでいいのかな。安易だけど。松尾さんにしては油っ気がかなり強い爆発が多かったので自信は全くないです。出撃直後もかなりキレのある動きで迫力があったんですが、どなたの担当だったのかな。
Dパートは佐藤陽子さん。ここが濃い。本当にこってり。
銀時対似蔵の再戦は決着まで流用カット。屋根上でのバトルは佐藤陽子さんの担当だったかなあ。TVでは確か61話でした。かなりタメがあって崩したフォルム。
そして春雨登場からが本番。モブも動く動く。斬って斬って斬りまくるアクションの連続。ここは佐藤陽子さんをはじめ、TVシリーズをやってきた方々がまとまってやっているように見えました。中でも佐藤さんはかなりの量を描いているんじゃないかな。斬るにしても飛んだり跳ねたり色んな角度から映していくので飽きさせない。
決め台詞のところもかなり濃い絵で印象的でした。
このあとのTV版ではなかった銀さんの帰還シーン一連のあたりが竹内進二さんの作監パートなのかな?
エピローグは完全にTVのノリになって濃くなってたキャラもTVシリーズに戻ってました。あー、なんかこの落差が面白かったです。


最後まで観た感想は、やっぱり「映画」じゃなくて「劇場版」でした。音響が豪華過ぎてちょっと『銀魂』らしくなかったような気もしますが(笑)
TVシリーズも1年目からずっと観てきてとても好きな作品だったので、これでひとまず最後になってしますことは寂しいですが、また再開の日が来ることを楽しみに待ちたいと思います。スタッフの皆さまには感謝感謝、大感謝です。
DVDも『銀魂』らしい良心的な値段設定だといいな^^
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by dozeutea | 2010-05-22 18:37 | アニメ