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by dozeutea

ガンダムUC4話

待望だった『機動戦士ガンダムUC』4話を観てきました。
色々な要素が詰め込まれていて60分弱の作品ながら映画一本分以上の満腹感がありました。



劇場で見ても戦闘シーンを中心に大きなスクリーンにも堪えられる画面。劇場用の大判の作画用紙ではないと思うのですが、OVA作品として毎回この密度が維持されていること自体驚き。
絵コンテは古橋監督とメカ総作監の玄馬宣彦さん。
おそらく戦闘パートを玄馬さんが担当されていると思われます。3話からそういう分担になっているのでしょうか。
前半のバナージが状況と向き合っていく過程は台詞も少なく、映像で見せていくシーケンスで古橋さんの緊張感のある時間の演出が冴えわたっていました。
作画で最も際立っていたのは前半のカフェのシーン。村瀬修功さんがシーンのほとんどを担当されているように思いました(間数カットは別の方?)が緻密な背景、おじさんのたたずまい、カップを持つオードリーの手、煙草の煙など、圧倒的。金属部分の照り返しや電灯の柔らかい光など、仕上撮影もこのシーンは他とはだいぶ違う処理になっていたと思います。3話4話とこれだけまとまった量の原画仕事が見られるなんて。
中盤からの地上戦はとにかく過去のガンダム作品の戦闘のアイデアも全部投入して知識の総力戦という感じ。水陸MSの上陸戦は『ポケットの中の戦争』を思い出させるようなカットがいくつもあったり。
それから、MSが撃墜された際に基本的に爆発しない、というのが面白かった。冒頭の戦闘でMSパイロットにエンジンの誘爆を避けているような台詞があり、爆発しないことにより地上戦におけるリアリティを得る、という演出のポイントになっていたのでしょうか。派手に爆発したりしているところもありましたが(笑)
今回は2話と並んでSNIPESさんのエフェクトの物量が多かったように見えました。中盤以降の戦闘ではかなり修正を入れているのでは。シルエットで見せるエフェクトが他のメカ作監(中谷さんや仲さんや城前さん)の丸みのある爆発とはだいぶ方向性が違うのでかなり際立っていました。

再来週にはBDも発売になるのですぐ観直せるのが嬉しいところ。
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by dozeutea | 2011-11-20 19:35 | アニメ