2016年の目標:毎月のように更新


by dozeutea

タグ:アニメ感想 ( 106 ) タグの人気記事

『ちはやふる』をとても楽しんで観てます。
キャラクターデザインの濱田邦彦さんが高橋久美子さんのキャラデ作品の常連ということもあって、高橋さんの過去のキャラデ作品のテイストもたっぷり入った華のある、かつ立体的なデザイン。
そしてマッドハウスらしい輪郭線に沿ったハイライト。撮影の明るさと思いのほかマッチしていて上品な明るさになっている。撮影のグラデーションがはっきりしていてもキャラとのマッチングの違和感をかなり緩和できているように思います。影についても高橋久美子さんと同様に直線的で大きくはっきりした影付けがメインなので、光源に合わせやすい。
デザインの立体感の強さも、試合での二者間や札との距離感やその「場・空間」をはっきり示すこととも相性が良い感じ。腕をはっきりと筒状にして、手もちょっと四角いのが手・腕の存在感も強めている。ちょっと指が短くて厚みのある感じの手は高橋さん濱田さん、あと男性を描くときの鈴木典光さんがわりと似たような絵になっているのが興味深いところ。これも90年代からずっと同じ作品に関わってきたことの影響でしょうか。
1話の濱田さんの作監回では『サマーウォーズ』を彷彿とさせるような飛びはね方などもあって濱田さんの修正が行き渡ってすばらしい出来でした。2話以降総作監でクレジットされるようになりましたが、各話作監もやってほしいところ・・・・
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by dozeutea | 2011-11-29 22:37 | アニメ

ガンダムUC2話

4話を劇場で観に行く前に2話を改めて観直していたら、エフェクトはほとんど中田栄治さんとSNIPESさんが描いているように見える・・・・。特に中田さんの修正量が多い。爆発だけではなくてカタパルト射出時の電撃も中田さんの修正でしょうか。SNIPESさんはレウルーラの部隊がネェル・アーガマを強襲する一連で多く描かれている感じ。特にレウルーラのミサイル攻撃はSNIPESさんの特徴が色濃く。ミサイルのカットで空間を広く見せる背景の引き方が特に。SNIPESさんの平面的なエフェクトや空間の出し方が松田宗一郎さんと近い印象なのですが、エフェクトに関しては実際の現象の観察に基づいた表現、ということでアプローチが似ているために画面も近いものになっているのでしょうか。
アバンの奥行きを存分に出した戦闘はいかにも村田和也さんらしい感じ。対比物として画面奥の月を有効に使って空間や方角を見せていて『プラネテス』的。富野監督は特に必要があるカットを除いて戦闘で奥行きを使うような移動が少ないので、かなり新鮮な宙間戦闘の表現に映りました。
アバンは最初が中田さん、ビームサーベルで斬り結ぶあたりは玄馬さんの色が強く出ている感じ。エフェクトはほとんど中田さんの修正が入っているように見えます。サーベルのエッジの効いた太めの電撃は玄馬さんでしょうか。斬られたファンネルが破裂した後の丸爆発はSNIPESさんの修正?
UC3話の BDのブックレットによれば玄馬さんはスケールや重量感の表現のためにMSをゆったり動かしているそうですが、2話の中田さんは綺麗にくるっと回したり流れるような円軌道を描いたり、軽やかに動かしていて1話の玄馬さんのゆったり感とはだいぶ違う感じ。一方で3話ははっきりツメのある動かし方が多い印象が。
村田さんと中田さんの組み合わせはどれもかなり良い回ばかりですがエウレカセブン48話とならんでUC2話はかなり好きです。

後日追記。
コメントをいただきました。アバンは監督がコンテを担当なさったとのことです。
色々訂正もいただきました。修行不足ですみません・・・・
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by dozeutea | 2011-11-20 19:44
『花咲くいろは』26話まで観ました。
2クール目あたりから安藤監督のペースというか、気持ちのいい人情話になっていってとても面白かった。
それで最終話、待ちに待った佐藤雅弘さんの参加!!
サギが飛び立ったあと、縁のカットからEDのスタッフロール流れるまでとエピローグをほとんどお一人で担当されているように見えました。
カメラに背中を向けて伸びをしている結名のカット、まっすぐシンプルなアウトラインで描いていて、二の腕の皺も簡単に肩にかぶさるだけなのに動きのある変化でシステマティックで良かった。
良かったカット一つずつ挙げていくとキリがないのですが、とりあえず今回はこのカットを挙げておきます・・・・

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by dozeutea | 2011-09-30 01:27 | アニメ

悪魔島のプリンス

『悪魔島のプリンス 三つ目がとおる』(1985年)、井上俊之さんのおばけが面白かった。
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腕なんてもう途中でちょん切れてる。

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この写楽の右手の描き方はこの後の井上さんらしさが出てる感じ。大きく、包み込んで支えるような手。

この後写楽が宙ぶらりんになるあたりの上下動で持ち上がるときにはゆったりと、下がるときにはカクンと力が抜けるように、とはっきりと差をつけて重たさを強調したような感じにも井上さんらしさが。リアルをアニメ的に強調。
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by dozeutea | 2011-07-22 19:29 | アニメ

花咲くいろはOP

今年は佐藤雅弘さんの仕事を何度も見ることが出来て嬉しい。
花咲くいろはのOPに二つとも参加されていて、本編参加も期待したいところ。
OP1は水たまりを飛び越えるシーン3カットと食事の準備~板場シーンの6カット、OP2はサビ前6カットを担当されているように思います。
どのカットも修正がかなり入っているし、水たまりを飛び越えてよろけるカットは原画を抜かれているのではないかとも思いました。関口可奈味さんがMSCの頃よりも絵が硬質になっているので、修正で佐藤さんの線とだいぶ変わってしまっている感じ。
OP2で草履を履いて走りだす2カットで、草履を履いて足を前に踏み出すところで///のブラーが入っているのですが、これまでだったらここでは入れずに、次のカットの足を着地するときに///のブラーを入れていたんじゃないかと。『トワノクオン』と合わせて、変わってきたのかなと思いました。

『鬼神伝』冒頭(amazonで冒頭5分が無料で見られます)の「鬼の力が弱まったぞ!今だ!!」のカット(鬼神伝ではこのカットが一番好き!!)の刀やその前のカットの棍棒のように、速度が上がる瞬間は色トレスや絵のフォルム自体を崩し(平べったくなる)てブレ線を入れたりしてスピード感を表現していることが多かったので、キズナ一撃や鬼神伝の後に出てきた変化なんじゃないかなと思っています。この後の仕事でどうなっていくかはわからないですが・・・・
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by dozeutea | 2011-07-18 20:26 | アニメ

テニスの王子様#39

『テニスの王子様』TVシリーズの39話より。
Aパート冒頭のシーンがものすごく佐藤雅弘さんぽい。
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絵にすごく味がある。手も皺も汁もこのころの佐藤さんぽいし(『ハレのちグゥ』OVAと似た感じ?)、3枚目の鼻の形なんて『L/R』のジャックにそっくり。クレジットに名前ないけどこれは佐藤さんに見える・・・。入江健司さんも相当絵が似ているけど、手をここまでデフォルメしたり薄く描くのは佐藤さんの方だと思うのですが、どうだろう・・・。
『テニスの王子様』のM.S.Cグロス回も全部チェックした方がよさそうですね・・・M.S.C回はいくつか見ましたが、どれも全体的に丁寧で試合のプレーも良いし。48話の竹内哲也さんはシンプルな絵でいかにも竹内さんな立体的な眼球の女の子を描いていたりして面白かったです。

作画監督:入江健司
原画:石井百合子 竹内哲也 佐藤陽子 宮脇千鶴 緒方美枝子 中野典克
    野村美保子 安食佳 三浦日出夫 渡部要 羽田浩二 山崎真貴子
    小久保千愛 松有希子 前川武 大長大 入江健司
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by dozeutea | 2011-02-19 21:21 | アニメ

『Jet'aime』

押井守監督の短編アニメーション『Jet'aime』についてちょこちょこと。スタッフリスト
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by dozeutea | 2011-01-30 00:25 | アニメ
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

ユニクロの『NARUTO』Tシャツの特典のDVDがものすごく良くて、まるでお年玉のようでした。
EDクレジットがなくスタッフの確認はできませんが、おそらく演出都留稔幸さん作画監督鈴木博文さんのお二人。原画も相当豪華な方々が参加されているように見えました。本編は約6分。アクションシーンだらけ。
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松本憲生さん。久々に感情を画面に込めたアクションシーン。最近はエフェクトや芝居が多かったし、アクションも冷静な空気感に徹したものが続いていたので、今回は気持ちが画面に乗っていて爽快でした。

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by dozeutea | 2011-01-02 04:13 | アニメ

百合星人ナオコサン

『百合星人ナオコサン』第3巻付属のOAD。壮観なEDクレジット。原画も竹内哲也さん一人。
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細かい挙動までかなり気を使って動かしていて、それでいて竹内さんらしい大胆な挙動もある。絵を置くポイントは松本憲生さんに近い感じなんだけど、体のパーツの動く軌道がやや直線気味にスライドしていくような動きも混ざっていて、『御先祖様万々歳!』『ピーターパンの冒険』の頃の磯光雄さんぽさもちょっと感じました。本編の6分という長さが絶妙で、もう一回もう一回と繰り返し観ていくと、妙なノリに作画が相まってものすごく中毒性があってハマってしまう。
序盤の下校時の歩きで、体を左右にゆらゆらさせるときに、頭が動く軌道が八の字「∞」になってるのが印象的でした。西尾鉄也さんなどは頭が動く軌道は割とアーチ状になりますが、ここの歩きは体が振れるときに結構持ちあがって、振れの真ん中近くでは体が一度下に沈み込んでるようにも見えました。
あと、竹内さんのキャラかわいい。ちょっと手が長めな気が。
あんまり画像と文章が関係しなかったかも・・・・
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by dozeutea | 2010-12-21 04:12 | アニメ

アニメじゃん!

「天才てれびくんMAX」内で放送された入江泰浩監督の『アニメじゃん!』を観ました。
メディアのメタ表現のオン・パレードで作品としてもすごく面白かったし、何より野崎あつこさんのキャラクターデザインがすばらしかった。デフォルメの様々なバリエーションや多彩な処理。
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ヒゲぴよ。
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スカートのヒラヒラ。シンプルなんだけど、長さを変えることでちゃんと折れ目がはっきりしている。
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下唇に下まつげ。下唇大好き。
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TV内TVが実写はめ込み。モニターの向こう側がモニターの外側に対して反応していたり。
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BL影。
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このカットの手の描き方が良かった。

『東京M8.0』のキャラクターデザインもすばらしかったけど、今回もすごく良かった。髪の処理や影のデザインもすごく今風で洗練されてる。
面白かったからまたこういう作品を放送してくれないだろか。
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by dozeutea | 2010-12-18 03:34 | アニメ