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2016年の目標:毎月のように更新


by dozeutea
先日、『花とアリス殺人事件』を観てきました。とびきりの「萌えアニメ」でした。

女の子をかわいく撮っていく作品だし、様々な仕草や身振りが描写されていきますが、ベットに横になって手で脚をかいているような、一人の仕草はもちろんのこと、「二人で」話をしたり歩いているときの所作や挙動の豊かさがこの作品の大きな魅力になっていました。
アニメーション作品としても、一人の仕草への描写は近年比重は大きくなっていますが、人間関係を反映した仕草や、動きによる意思疎通はまだ限定的(作業的にも重たくなっていってしまうという面もあるのでしょうが)だと感じています。ロトスコという表現はアニメーションの表現法を客体化できる面も役割として大きいと思いますが、この作品は仕草や芝居に関する点で、まだまだ多くの表現がありうるということを明らかにしてくれたように思いました。
相手との距離をはかりながら歩くとき、心を許した相手と一緒に歩くとき、知らない相手と話すとき、心を許している相手とおしゃべりするとき、当然のように全て違うし、それぞれがキャラクターらしさを反映したものになっているし、そしてそれが変わっていくことに感動がありました。
芝居の発想とそれをどう作品の中で生かしていくか、という面においてものすごくよく作りこまれていました。
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by dozeutea | 2015-03-21 23:03 | アニメ

ジョバンニの島

先日、『ジョバンニの島』を観てきました。
感想など少し。未見の方はご注意を。

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by dozeutea | 2014-02-27 21:59 | アニメ

アニメミライ2013

先日、『アニメミライ2013』観てきました。
一昨年から行っているので観るのも今年で3回目。前回から制作会社もすべて変わって、印象もまた変わります。
この企画が掲げる「こういうときでしか作れないものを作る」と「TVアニメで活躍できる人材を育てる」という主流と反主流の両立しがたい要素のどちらをより優先するかという点でも作品ごとの違いが出ていたと思います(この内部矛盾はそれはそれで問題だと思いますが・・・)。

『RYO』(GONZO)
育成をかなり意識して、原画に出している課題が見ていてとてもはっきりしている感じ。アングルやカメラとキャラの距離もバリエーションを増やし、手元の細かい動作や全身が画面に収まっているなかでの芝居、歩き、走りなど基本的な動作をたくさん入れて、煙、波、CG背動にキャラを乗せて走らせる、といった大変な作画のカットも多く作っていて、なるべく動作の省略をせずに見せていく形。キャラクターも立体感を非常に重視している高岡さんのデザインなので、絵の精度も強く求められていたと思います。難度が高そうなカットが多く、完璧にこなせているようなカットはあまり多くなかったのですが、完成度の高さが優先されるべき企画ではないのでこれでいいのではないか、とも・・・。参加された方々にとってはふつうのTVシリーズなら見せ場を多く担当するような上手い方が描いてしまうようなシーンに時間をかけてチャレンジする機会を得られるというだけでも大きいと思いますし・・・。高岡さんが動きまですべて直しているようなカットもほとんどなかったので、育成を最大に重視していたのだと思います。(『ジャイアントキリング』のように高岡さんがほとんど描き直してしまえば完成度は上がったのでしょうが・・・)
それでも単純な挙動と芝居とアクションでは動きのストロークやタイミングに差を持たせていて、凝ったプランニングの作画をたくさん見ることが出来ましたし、箸回しから大勢で鍋を囲むシーンは着物の裾の動きや手元の箸遣いまで細やかさが光っていて良かったです。
この一本はシリーズの導入部分のような話だったので、ドラマや伏線のようなものがたくさん残ったままだったりだったりして、短編だと思って観ていたらちょっぴり肩すかし感はありました・・・・

『アルヴ・レズル』(ZEXCS)
当初OVA作品として発表されていたのでこの企画のためにスタートした作品ではなかったと思われます。ゴージャスで丁寧な画面で仕上がりとしては悪くないのですが、顔と手のアップのカットが非常に多く、このアニメミライならでは、という感じが無いのがつらいところ・・・・。吉原監督のエフェクト修正や振り向き時の付けPANなどはもう作品とは別の次元で成立しちゃってる感じですね。

『デスビリヤード』(マッドハウス)
独特の作品作りと育成をすごく高いレベルで両立させてしまっていてすごかった。人物の挙動や芝居を省略せずに綿密に描写していくのですが、ゆっくりとした動きを2コマでやっているカットのオンパレードなので(動作自体は単純なものでも、アングルが難しいカットばかりで軌道が複雑になっていたり)、精確な原画をたくさん描いていれていかないとちゃんとした動きにならない、ごまかしや逃げの効かないものすごくシビアな作り。レイアウトもものすごくカッチリしているので、そこでキャラを乗せて動かす難度もかなり高いと思うのですが、見事にやりきっている感じ。ビリヤードがメインになるため、メインキャラ2人には専用の手の設定が作られていて(前売特典のブックレットに掲載)、手のポーズや爪、皺などまで細かく決められていて、文字通り指先まで気を遣っている感じ。爪の色に赤みの強い色を使っていながら、手の肌の色もくすんだ色を使っているのでコントラストが強くなり過ぎずに爪の赤みが自然に見えるようにしていたのも新しかった。
バーテンダーの顔の大きさはフォルムの定形感も相まって見下ろされるときに威圧感ありました。バーテンダーや死のモチーフなんかはBLEACHに近い部分があるのも、立川監督&栗田さんのこれまでの仕事の延長になっているように見えて面白かった。監督の演出回、コンテ回は全部見ていると思うのですが、その中でもこの作品はほんとにすばらしかったです。

『リトルウィッチアカデミア』(トリガー)
今回の一番の目玉になっていたみたいですね。
原画も吉成さんに近い絵を描かれている方々ばかりなので、なんとなく方向性自体は予想が出来ていたのですが、とにかく絵が上手かった・・・・。動きのアイデアの多さも楽しい。タイミングやポーズがパターン化されているのは様式美といえばそうなのかもしれませんが、とにかくあれだけ上手ければもっとバリエーションのあるアニメートが出来そうに思えて・・・・作品自体が作画の方向性も規定している部分が大いにあると思うので、この作品では吉成さんに近い作画を目指していくのは正解なのでしょう。この作品内で完結している作画になっていることは育成の面からするとどうなのかなーという感じですが、「こういうときでしか作れないもの」という方向に寄ったということなのでしょう(もちろん育成としての部分も少なくなかったようですが)。あとクライマックスにはスーパーな方々がやってきておいしいところ全部持って行っちゃうのもどうなんでしょう(笑)
日高のり子さんのキャスティングといい、魔女=アニメーター(シャリオ=吉成さん)という構造といい、『王立宇宙軍』『トップをねらえ2!』のオマージュ感が強く、アカデミア=ガイナックス、トリガーということで、本当にトリガーらしい作品になっていると思います。


「育成!育成!」という名目ばかり先に聞いてしまう(公開方式などもありますが)ので、独立した作品として観る前にどうしてもまず「育成としてどうなのか」という目線で見てしまって、自分としてもこれじゃいけないような気もしているのですが、スタンスが難しい・・・・。
あと、名目となっている「若手が育たない」も、昨今の上手い方々が次々に出てくる状況を見ると適当ではないでしょうし、「若手を育てる時間と人手がない」という現在の状況に対して向けられる言葉の方がいいのではないかと思ったり・・・・ではどうしたらよいのか、と尋ねられてもつらいですが・・・。ここから体質改善につながるノウハウ作りまでつなげられるといいのでしょうが・・・・
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by dozeutea | 2013-03-13 22:31 | アニメ

おおかみこどもの雨と雪

『おおかみこどもの雨と雪』観ました(7月に)。

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by dozeutea | 2012-09-06 17:40 | アニメ

ももへ

『ももへの手紙』試写会で2回ほど観てきました。
話も入念に作り込まれていて、2回目の方が面白かった。
作画はもうすごすぎて・・・・『人狼』も観直してから行ったのですが今回はさらにさらに凄かったです。

クレジットで読み取れたのは、
作監補佐に井上鋭さん、本間晃さん、本田雄さん。
原画は井上俊之、井上鋭、山田勝哉、末冨慎治、本田雄、本間晃、青山浩行、久保田誓、森田宏幸、奥村正志、大平晋也、吉成曜、濱州英喜、西尾鉄也、秦綾子、向田隆、篠田知宏、西田達三、満仲勧、滝口禎一、黄瀬和哉、小森高博、倉島亜由美、押山清高、山田誠、徳野悠我、片桐貴悠さん(途中敬称略)がクレジットされているのは確認できました(もし間違いがあったらごめんなさい!)

以下ネタばれ含む。

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by dozeutea | 2012-04-06 19:42

アニメミライ

先日、「アニメミライ」を観てきました。
昨年の「Project A」に続き、充実した内容で楽しかったです。
上映された4本のうち、特に『わすれなぐも』の出来がすばらしかったです。

上映順に感想をちょっと。

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by dozeutea | 2012-04-02 02:26 | アニメ

劇ドラ2012

『ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』を観てきました。
昨年の新鉄人兵団の作画の充実ぷりと比べると流石に辛い出来でしたが・・・・
作画の見所は桝田浩史さんのエフェクト。煙、破片も9割くらい桝田さんの原画・修正なのではないかというくらい。ギャグの荒い鼻息まで桝田さんが描いていると思われる煙もあって、シルエットで巻き込ませていくようなカットもあったり(笑)
村が襲われる一連で、上空から大きな煙がゆっくり巻き込んでいくカットはスケール感もあり、長めに見せてくれて、桝田さんの巻き込みを堪能できる珍しい機会でした。ゆっくりたっぷりとした巻き込みは柿田さんの爆発とも似た感じ。それから後半の対敵メカ戦で破片に太いBLで入れたような模様が入っていたカットがあったのが印象的でした。
敵メカの最期の落下~爆発は伊藤秀次さん。落下直前に手足をバタバタ、くねるような伊藤さんらしい動き。爆発時の十字をたくさん重ねた閃光エフェクトは新鉄人と同じくインパクト抜群。爆発は『鬼神伝』や『トワノクオン』6章と似たような感じ。
それから、後半スネオらが連れ去れてのび太が「どうしようどうしよう」とあわててしずかちゃんに説教されるシーンは松本憲生さんでしょうか?EDクレジットに名前はありませんでしたが、力の抜ける描写やキャラの平らな横顔、顔を突き出すときの小さく首が横に振れるノイジーな動き等、特徴が出ていたと思います。ここはキャラのポーズが人間くさくて良かった。デフォルメの強いデザインのキャラが重心ずらしていたり力の抜けた立ち方しているとすごく良い。
あとは前半ののび太の部屋の大塚正実さんのシーンや、中盤の石に絵を描くシーン、決着後の復興作業シーンでの博士との会話のあたりも良かったです。物量としては新ドラの最初の3本や新鉄人と比べるとだいぶ少なくて、派手なシーンは後半の村の襲撃と対敵メカ戦くらいでしょうか。
あとは手の形が全編にわたって包み込むようなおおらかな形で好みでした。手の甲側から見せるときは指と甲が大きく〇いシルエットになっているのも良かった。手のポーズがあまり多くなくて手のひらが少し見えるようなポーズが少なかったのはちょっと残念。

作品としては、突然観客を泣かせにきたり、中盤や終盤で唐突にハーモニーが使われたり、しずかちゃんがやけに冷酷だったりとかツッコミどころもたくさんありますよ、という感じで(苦笑)
今週は新鉄人が地上波初放送らしいのでそちらもまた見返してみようと思います。
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by dozeutea | 2012-03-12 00:40 | アニメ

ガンダムUC4話

待望だった『機動戦士ガンダムUC』4話を観てきました。
色々な要素が詰め込まれていて60分弱の作品ながら映画一本分以上の満腹感がありました。

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by dozeutea | 2011-11-20 19:35 | アニメ

トワノクオン第1章

先日、トワノクオン第1章を観てきました。

http://www.youtube.com/watch?v=s5NxE0QXFqc

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by dozeutea | 2011-07-18 19:57 | アニメ

鉄人兵団観た

『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』を観たので感想ちょこちょこ。
観てからちょっと経ってしまったので曖昧なところも多くなってしまいましたが・・・。

お話の方は、旧作の方の記憶はもう印象しか残ってないので、比較した話しが出来ないし、ここでは置いておきたいと思います。
前評判の通り、メカ&エフェクトが充実していました。
作監の鈴木勤さん、原画での仕事は全然わからないけど、定規で描いたほどではないけど直線的なカキンとしたボディのラインに定規でカチッと入れたハイライト。コードギアスの中田栄治さんみたいなサンライズ的な感じ。メカアクションとしてはザンダクロス起動シーン一連と終盤の戦艦との戦闘。他は空を飛んでいたり、目からビームを撃ったりするだけなので、そこまでメカメカしく動くわけではないのですよね・・・。

パート予想は見当がついた範囲で。
ザンダクロスが起動後、目からビームをビームを撃ってビル崩壊するとこは橋本敬史さん。ビームが十字になったり、とっても『エヴァンゲリオン』。ガラスも細かく割れる。
鏡の世界でリルルに見つかってザンダクロスが飛んでくるところから、鏡の世界との入口がとじるところまでが伊藤秀次さん。カット数も多いし、重いカットだらけで多種多様なエフェクト。すさまじいスケールと圧倒的な勢い。水しぶきカットがまんまストレンヂアでニヤリ。十字電撃。緑と紫のエフェクトは『亡念のザムド』2話にもよく似たものが。このシーンを劇場で観られただけで大満足でした。
街の中でピッポが殺されそうになってのび太が助けるあたりが桝田浩史さん?ここでも十字電撃があったので、これはエフェクト設定があるのでしょうか。
捕まったリルルをのび太たちが助けにくるシーンが佐々木政勝さん。
鉄人兵団とのび太たちが戦うシーンの一部や、敵戦艦が浮上するところが山口晋さん?
クライマックスのザンダクロス対敵戦艦は短いけど、カメラも縦横無尽に動いて巨大感も抜群。橋本さんぽい煙や佐々木さんぽい爆発も見えたけど、いろいろな方が少しずつ描いてたのかな?
ラストシーンの学校が向田隆さんぽかったような。大平晋也さんみたいな崩し方。

メカ&エフェクトにかなり特化しているという部分では今までのドラえもん劇場作品とは作画の見せ場がだいぶ違う感じ。ドラえもんを劇場で観たのは久々だったけど、観に行ってよかった。


後日追記(2012.3.17)
リルルを助けにくるシーンは伊藤さんだそうですね。見直すと確かに煙の描き方が伊藤さんですね。
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by dozeutea | 2011-04-02 18:23